■トラブル内容
アドミン権限をもつアカウントが複数あるとき、ユーザ権限のアカウントでログインすると
前回ログインしたアドミン権限をもつアカウントの電源設定を引き継いでしまう。
・ユーザ権限では基本的に電源設定を変更できない。
・レジストリの変更は可能
ちなみにXP特有の仕様
■対処方法
・クライアントOSとサーバOSの組み合わせ、ならびにユーザの権限が
標準ユーザか、パワーユーザーかなど、要件により、いくつかの方法がある。
■XPの場合のオーソドックスな手順
①PowerCfgのレジストリに対して、ユーザに変更権限を付与する。
②ログインスクリプトを実行させる。
③①②をグループポリシーで展開。
■詳細手順
①下記2つのレジストリアクセス権を変更
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Controls Folder\PowerCfg
Users\DEFAULT\Control Panel\PowerCfg
WindowsPCの電力設定展開方法 のP84
「グループ ポリシーを利用したレジストリ アクセス権の変更方法」を参照
②下記のスクリプトをログイン時に実行するグループポリシーを適用
powercfg.bat
==============================
echo off
powercfg.exe /X "常にオン" /monitor-timeout-ac 0
powercfg.exe /S "常にオン"
echo on
==============================
※XPと7でスクリプトが異なるので注意
■参考
WindowsPCの電力設定展開方法
グループ・ポリシーとpowercfg.exeコマンドで電源オプションの設定を変更する
Powercfg のコマンド ライン オプション
Active DirectoryのグループポリシーでクライアントPCの電源設定を一括管理
Powercfg.exe を使用して、Windows XP での電源設定をグループ ポリシー オブジェクトを作成する方法
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