疑問は「なぜ、テープデバイスがまだ重宝されるのか?」から始まった。
HDDの容量が日進月歩で大きくなってるのにもかかわらず、
なぜわざわざテープデバイスにバックアップをするのか。
それはテープデバイスの書き込み速度に秘密があった。
まず、アクセスするしくみがHDDとは違う。。
HDDはランダムアクセス。一方テープはシーケンシャル
ランダムにアクセスするということは書き込む以外に探すシーク時間も加わる。
それにHDDの場合、S-ATAなどインターフェースの転送速度は進歩しているが、
純粋な書き込み速度は大して変わっていない。
つまり、HDD自身がボトルネックになっているわけ。
しかし、LTO-4だと1時間に約400GB書き込める。
バックアップ対象のデータ容量がTBを超える昨今、
依然としてフルバックアップに使える時間は土日の深夜とかに限られる。
だから、限られた時間内にバックアップするには容量よりも書き込み速度が重要ということ。
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