ディレクトリ 説明
/bin/ 一般ユーザー向けの基本コマンドの実行ファイル(binaries)。例えばcat、ls、cpなど。
/boot/ ブートローダー(boot loader)関連のファイル群。例えば、カーネルや initrd(初期RAMディスク)。
/dev/ 基本デバイス(device)。例えば、/dev/nullなど。
/etc/ システム全体に関わる固有設定ファイル群。
/etc/opt/ /opt/ のための設定ファイル群。
/etc/X11/ X Window System, version 11 用の設定ファイル群。
/etc/sgml/ SGML の設定ファイル群。
/etc/xml/ XML の設定ファイル群。
/home/ ユーザーの ホームディレクトリ(home directory)群。
/lib/ /bin/ や /sbin/ にある実行ファイルの基本となるライブラリ(library)群。
/mnt/ ファイルシステムの一時マウントポイント(mount)
/media/ CD-ROMなどのリムーバブル媒体(media)のマウントポイント(FHS-2.3 から)
/opt/ 実行時に書き換えられないアプリケーションソフトウェアパッケージ
/proc/ カーネルやプロセス(process)の状態に関する情報を主にテキストで示す仮想ファイルシステム(例えば、実行時間やネットワークなど)
/root/ rootユーザーのホームディレクトリ。
/sbin/ システム管理系コマンドの実行ファイル群(例えば、init、route、ifup)。(system binaries)
/tmp/ 一時ファイル置場(Temporary files)。/var/tmp も参照されたい。
/srv/ システムに提供された(served)サイト固有のデータ
/usr/ User Services and Routines. ユーザーが共有する読み込み専用データの第二階層。
/usr/bin/ /bin/ と同類だが、基本的ではない(システムの立ち上げやリカバリには不要)。
/usr/include/ 標準 includeファイル群
/usr/lib/ /lib/ と同類。
/usr/sbin/ /sbin/ と同類だが、基本的ではない(例えば、各種ネットワークサービス用デーモンなど)。
/usr/share/ アーキテクチャに依存しない共有(shared)データ
/usr/src/ ソースコード(Source code)。例えば、カーネルのソースコードとそのヘッダファイル群など。
/usr/X11R6/ X Window System, Version 11 Release 6
/usr/local/ ホスト固有のローカル(local)データを格納する第三階層。
/var/ 可変(Variable)なファイル群。ログ、データベース、ウェブサイト、一時的電子メールファイルなど。
/var/lock/ ロック(Lock)ファイル群。使用中リソースを保持するファイル。
/var/log/ ログ(Log)ファイル。各種ログ。
/var/mail/ ユーザーのメールボックス(mail-box)
/var/run/ 最近のブート以降の走行中(runing)システムに関する情報。例えば現在ログイン中のユーザー、走行中のデーモンなど。
/var/spool/ 処理待ち状態のタスクのスプール(spool)。例えばプリントキュー、未読メールなど。
/var/spool/mail/ 互換のために残された、かつてのユーザーのメールボックス(mail-box)の場所。
/var/tmp/ 一時ファイル置場(Temporary files)。マルチユーザーモードではこちらの使用が推奨される。
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